Sunday, March 23, 2008

身体に巻き付ける金属の危険


婦人科の治療である方が「腰に巻く金属をしてから冷え性が無くなった。」と言うので、ご持参いただいた。The Bi-Digital O-Ring Testで調べたら、ある指標になる数字が上がったのでいい物ですねと言って、子宮と卵巣を調べたら、逆効果ということがわかり、頭を抱えてしまった。その金属を腰に巻くと身体は強くなり足の冷えも改善するのだが、婦人科の子宮と卵巣の機能は低下させる。恐らく、骨盤内の状態を変えていると推測しているのだが、何とも怖くなってしまった。冷え性が治ったのでずーっとつけていたと言うがその間どれだけ婦人科の機能を低下させたかわからない。本来から足の血流を上げるものは骨盤の中も当然良くなると考えがちだが、どうも金属が絡むとそうはいかないらしい。ブレスレッドやネックレースも同じ危険があるのではないかと思ってしまった。手のシビレがこのネックレースで良くなったのでずーっとつけていますといいながら、喉を弱くするものがあるかも知れない。こういう検査はThe Bi-Digital O-Ring Testを使わないとわからないが出来れば身体に金属はつけないに越したことはない。

Sunday, March 16, 2008

咳に関して一考


仕事がら咳の人は多い。薬で止めようとすると麻薬のようなものを使わないといけないので、鍼灸で少しでも薬の量を減らしたいと思う気持ちはわかる。レントゲンなどで異常がなく、ストレスなどで咳が出る場合があるが、これには良い方法がある。レントゲンと血液検査で異常が出ないのだから、医者では薬は普通は出ない。しかし本人咳が止まらないので困ってしまう。こういう場合にお薦めなのが龍角散だ。テレビでおなじみだが、そんなものでいいのと思う方も多いと思う。The Bi-Digital O-Ring Testで調べてみると民間薬の中に優れて物が多く、改めて驚いてしまう。龍角散はなかなか咳の止まらない方に劇的に効くかといえば、十分とはいえないが、ストレスがらみの方には場合により医者からもらう薬より効くことがある。理由はわからないが、お試しいただきたい。太田胃散もそうだ。「良い薬です。」とやっているが本当に良い薬である。どちらもストレスがらみに効くので、長い間残っている。咳にはもう一つお薦めがある。「藍」というものだ。The Bi-Digital O-Ring Testではよく使うが、藍染めの成分を抽出した藍である。昔から藍染め職人は風邪を引かないとかで、藍の中に抗菌効果がある。当院でも藍しか咳が止まらないという方がいるが、龍角散と藍を持っていると心強い。それでも良くならない方は医者でカビや真菌の検査をしていただくといい。大抵良くなる。

抗生物質が出たらやるべき事


今は風邪や耳鼻などの症状に簡単に抗生物質が出る。先日も耳鼻科で頂いた抗生物質を飲み続けて、胃腸をすっかり壊し、その影響で腰痛の方が来た。聞いてみると耳鼻科なので胃を守る薬は出さないらしい。抗生物質を飲んで胃がやられるのは周知なことなので、不親切だなぁと思ってしまった。風邪なら大抵3-4回、抗生物質を飲むと治るが、医者は飲み忘れもあるだろうということで3日分、9回出す事が多い。私などは3-4回ほど飲んで良くなれば服用を中止するが、正直に3日分、9回なくなるまで飲む方も多い。ちゃんと胃薬が出ていればいいが、胃薬無しでの抗生物質はきつい。何とも言えないムカムカした感じがあり、腸まで動かなくなる。当然腸の菌まで殺すので、乳酸菌などで助けてあげることが大事になってくる。抗生物質を服用する場合は、最低限の量で胃薬と乳酸菌がセットと思っているが、なかなか実行している方は少ない。女性などの場合、生理痛が重なると普段より余計に鎮痛剤が必要になってしまうから大変だ。自分の身体は自分で守らないといけないので、ご注意あれ。