Sunday, January 14, 2007

本音を言い合う「患者学会」を設立 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE


本音を言い合う「患者学会」を設立 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE: "本音を言い合う「患者学会」を設立"

昔病院勤務だったときに、よく医者と患者さんの間で通訳をした。勿論日本語同士でしゃべっているのだが、コミニュケーションがうまくいかない。そんな経験を何度もしてわかったことは、「医者言葉」が存在するということだ。医学を勉強すめと便利な言葉がある。一つの医学用語の中に色々な意味を含ませているので専門家同士はそれで通じてしまう。しかし患者さんには伝わらない。例えば「突発性」や「本態性」という言葉。どちらも良くわからないという意味だが、言葉を聞いた患者さんは難病だと思ってしまう。以前も「尋常性座瘡(じんじうせいざそう)」と言われて、「どんな難病ですか?」と聞かれたが「にきび」の事である。どうして尋常性とつけるかというと、その意味は「ありふれている。」ということを言いたいだけである。だから問題ないと言いたいのだが、言葉に迫力があって難病っぽく聞こえるから不思議だ。医者と患者さんの間に入っていると時にはそういう通訳も必要になってくる。「患者学会」多いに賛成。以前に、「五十肩」を「50肩」と入力して当院のホームページを見つけた方がいたが、これなどどうやってもこういう発想がない。確かに50歳でなるのだから「50肩」でも良いのかもしれないが、今までに見たことがないのでビックリした。患者さんの豊かな発想力、奇才ぶりには時々驚嘆する。。

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